FXにおけるさまざまなリスクとその管理

レバレッジリスク

FX取引のレバレッジの特徴として、多くの利益を得る代わりに、 多くの損失を被る可能性があります。証拠金のある一定の額まで損失を被った場合、 FX会社によって自動的に反対売買によりポジションを決済される場合や 証拠金を上回った損失を出した場合、資金の追加投入が必要になるなどのリスクがあります。 無理なレバレッジ設定はもとより、はじめから高設定のレバレッジは行わない、 証拠金は余裕をもって多めに口座に入れく、などが重要です。

価格変動リスク

FX取引は市場を通し外貨の取引を、 土日を除いた24時間世界中で行われており、 為替のレートは様々な要因により常に変動しています。 思わぬ為替変動の発生によって証拠金以上の損失を被る可能性が常にあることを 認識しておく必要があります。 損失が発生した場合に備え、予め手仕舞いするラインを自分で決めておくことが重要です。

スワップポイント変動リスク

金利変動のリスクとはスワップポイントに関するリスクで、 保有する2国間の金利が変動・逆転することによって、 今まで利益を受け取っていたのに、ある日突然 逆に支払わなければならなくなる場合があることを、常に認識しておく必要があります

流動性によるリスク

為替市場の状況によって、提示されているレートで売買できないリスクがあります。 祝日やあまり流動性に高くない通貨間の取引の際、流動性が極端に低くなり 希望した価格での売り買いができなくなる場合があるので注意が必要です。

カントリーリスク

地震や戦争はたまた政変など取引通貨国の政治や経済、地政学的なリスクは、 FX取引では常に付きまといます。この場合、取引自体ができなくなる可能性もあり、 常に注意とリスク発生の可能性への認識が必要です。

信用リスク

FX会社の倒産に関するリスクです。 実際にFX会社の倒産により預けた資産が全く返還されない事例は 数多く発生しています。そのためにもFX会社を選ぶ際、 会社の開示情報、財務体制・自己資本比率を確認しておくのも重要です。

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